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Vol.08 会話も、時間も、距離もつないでくれる

Vol.08 会話も、時間も、距離もつないでくれる

石川県金沢市で暮らす荻野綾子さんは、子どもたちとよく大好きな叔母の元を訪れる。金沢市内で叔母さまが営む暖炉のショールーム“Woodpecker”は、綾子さんにとって気の休まる場所なのだそう。

「暖炉の火が焚かれる中で、叔母が淹れてくれるコーヒーがおいしくて。仕事と子育てで平日はせかせか動いているので、休日にここへ来るとホッとします。時間がゆったり流れているから。ときどき暖炉でピザを焼いてくれることもあるんですよ。下の娘たちはカフェだと思っているかも(笑)。」

いつも優しいおもてなしのお礼に、ある日持っていったのが“カラフルショコラ Bucket”。

 


カラフルショコラが75粒以上入った特大サイズ。

 

「娘たちにぴったりなのが、1番大きいこの形。我が家は、7歳、3歳、1歳の3姉妹なので、日々奪い合うようにおやつを食べているから、お土産とはいえパーティー感覚なものが楽しいかなと思って。たくさん入ったこのタイプならケンカすることなく、選びやすい。この日は長女がきな粉、次女はホワイト、チョコレートデビューがショコラ・ダ・ファミリアだった三女はなんと紅茶(!)が気に入ったみたい。三女の味覚、大人ですよね…。(笑)。」

「いらっしゃいませっ。なに味にしますか?」

「みるく味をください。」

「ごめんなさい、うりきれですっ。」

唐突に始まった3姉妹の小劇場(笑)。チョコレートをつまみながらこのやり取りを見ていた2人は話が弾み、いつも以上に長居してしまった綾子さん。

「“世の中派手な見た目のチョコが多いけど、これは素朴でかわいらしくて、ほっこりするね。“と叔母が話すのを聞いて、今日の心地よさはこれのおかげだな、って。」

チョコレートの雰囲気も味わいも、その居心地に一役買ってくれていた。

 

 

世界中から集めるほど、チョコレートが大好きな長女の杏ちゃんは、ショコラ・ダ・ファミリアのチョコレートもお気に入りコレクションのひとつ。文通しているハワイに住む幼馴染にも食べさせてあげたいと、コンパクトで郵送しやすい「カラフルショコラ Bottle」をセレクト。バレンタインデーに届けるために、カードも準備しているそう。

“おすすめの味は、ホワイトときなこだよ。たべたら好きな味をおしえてね。おへんじください。”

「“ハワイにはこのチョコレートはないもんね。喜んでくれるといいなあ”と、娘が選んだんです。家族みんなで食べられるだろうって。この時代に、娘たちは今も文通を続けているんですよ。現代っ子が手紙で繋がっているなんて素敵ですよね。7歳同士の文通がいつまで続くか、とっても楽しみ。きっと娘のことだから、辛抱強く手紙を書くと思いますけど(笑)。」

 

 

Profile

地元である石川県金沢市で暮らす、荻野綾子さんご一家。7歳、3歳、1歳の3姉妹を育てる。旅を通して育児を楽しむ「旅育(タビイク)」を実践しており、国内外のさまざまな場所へ旅行をした際に発信される情報は、親子旅の参考になるものばかり。

Instagram:@ayako.ogino

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